雨宮勇徒の研究室危機管理[南海トラフ地震対策・原子力]

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)

医学・疫学情報/法律/報道・公的情報/症状/予防/治療法/感染症数理モデル/補償・給付金/補償・給付金

2019年12月に中国の武漢で原因不明の肺炎が報告され、2020年1月7日にその原因が新型のコロナウイルス(SARS-CoV-2)だと特定されました。日本でも2020年1月16日に初感染者が見つかり、1月27日には新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が指定感染症に指定されました。

国内の感染者数は約13,000人、死者は約360人(2020年4月25日時点)です。蔓延状況や新型コロナウイルスの情報は時々刻々と変わっていきますので、公式サイトで新しい情報を得ていきましょう。

医学・疫学情報

(日本感染症学会)新型コロナウイルス感染症
臨床対応・症例報告

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連情報について
国立感染症研究所。疫学・検査情報

法律

新型インフルエンザ等対策特別措置法

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

報道・公的情報

(厚生労働省)新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言、国内の発生状況

(内閣官房)新型コロナウイルス感染症対策
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の概要、基本的対処方針、対策本部等資料

首相官邸 新型コロナウイルス感染症に備えて 〜一人ひとりができる対策を知っておこう〜
3つの密を避けるための手引き、布マスクの全戸配布に関するQ&A、生活と雇用を守るための支援策

新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会

Coronavirus disease (COVID-19) Pandemic

Coronavirus (COVID-19)

NHK 新型コロナウイルス特設サイト
最新ニュース、ウイルスの特徴・対策の解説

症状

感染が確認された症状のある人の約80%が軽症。初期症状も発熱・咳・倦怠感・痰・嗅覚障害・味覚障害・息切れと特別なものはない。感染しても症状が出ない人も多く、軽症でも急に重症化するケースもある。高齢者や基礎疾患のある方が重症化しやすい。

潜伏期間は1〜14日(一般的には5日)。発症する前・無症候の方からも感染力がある。感染力に症状の重さは関係なく感染者の8割は人への感染はない。患者の年齢が高いほど感染力が高い。

新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針
(新型コロナウイルス感染症対策本部発表)感染症の特徴・対処、感染症対策の実施に関する重要事項

予防

感染経路は接触感染と飛沫感染。

集団感染しやすい条件があり、 「換気の悪い密閉空間)」 「多くの人が密集」 「近距離での会話や発声(密接)」の3密。 その対策は、 「こまめに換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)」 「人の密度を下げる(互いの距離を2メートル程度あける)」 「近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクをつける・短時間で済ませる)」

接触感染予防

接触感染は物や体についていたウイルスを手で触り、その手で鼻や目や口を触ることによっておこる。手洗いやアルコールによる手指消毒、不潔な手で顔を触らない、マスクや眼鏡をして物理的に触らないようにするなどの対策がある。

飛沫感染予防

飛沫感染は感染者の咳やくしゃみ、呼気によって鼻汁や唾液(飛沫)が飛び散って、その飛沫が口や鼻などの粘膜につくことでおこる。飛沫は大きいのですぐ落ちるが、細かい飛沫(エアロゾル)は長時間漂っている。予防法は咳エチケットを行う・マスクをつける、近距離で会話をしない、換気をよくするなどがある。

新型コロナウイルス感染症についての相談の目安

少なくとも以下のいずれかに該当する場合には、すぐに御相談ください。(これ らに該当しない場合の相談も可能です。)

息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかが ある場合

重症化しやすい方(高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD 等)等の基礎疾患がある方や透析を受けてい る方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方)で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合

上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合

(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。症状には個人差がありますので、強い症状と思う 場合にはすぐに相談してください。解熱剤などを飲み続けなければならない方も同様です。)

治療法

2020年4月現在、対処療法のみ。確たる治療法や効果的なワクチンが開発されるまで、医療崩壊しない程度に感染者数を増やさない戦略をとる。

ウイルス検査

PCR検査

polymerase chain reaction(ポリメラーゼ連鎖反応)DNAの一部分だけを増幅して少量でも検査できる。ウイルス分離とは違い不活性ウイルスも検出される。また少量を増幅するため、他人に感染させるのに十分なウイルス量があるかもわからない。

PCR検査の感度は30〜70%、特異度90〜99%と言われている。感度は、陽性を正しく検査できる確率、特異度は陰性を正しく検査できる確率。感度が低いため有病率が低いと精度が悪いため、感染している可能性が高い患者を検査することが重要。

抗体検査

抗体は特定のウイルス等(抗原)を認識して結合するたんぱく分子。リンパ球のB細胞が生成。抗原に抗体が結合すると不活化させたり免疫細胞の目印になる。主に感染初期に作られるIgMと感染後期に作られ所謂(免疫)と呼ばれるIgGの二種類がある。抗体にはウイルスに効果があるもの、全く効果がないもの、ウイルスの手助けをするものの3種類がウイルスによって特異的に作られる。

迅速検査。抗原(ウイルスの一部分)を添加した検査キットに血液を滴下して、抗原と抗体が結びつくと色が変わり肉眼でわかる定性検査。免疫を獲得しているかの検査の場合、効果がある抗体を検査できるか、似た種類のウイルスの抗体ではないか注意する必要がある。

抗原検査

抗原はウイルスなどの抗体ができる元。インフルエンザのような迅速診断キットは抗原と抗体の結合を検出する。

感染症数理モデル

基本再生産数R0

感染症に感染した1人の感染者が、誰も免疫を持たない集団に加わったとき、平均して何人に直接感染させるかという人数

実効再生産数(Re若しくはRt)

免疫獲得や行動制限など対策後の再生産数。1より大きいなら感染者数は増大し、1未満なら減少する。指数関数的に増減するので、日本のクラスター対策では0.5以下にすることを目標としている。

感染症流行の予測:感染症数理モデルにおける 定量的課題

感染症の数理

クラスター対策

「感染者・接触者・感染連鎖・クラスター連鎖は制御下に置けている限り大規模な地域流行につながらない」という感染症の特徴による対策。感染者数が多くなれば積極的対策を行い実効再生産数を減らす(0.5以下)。

COVID-19への対策の概念(2020年3月29日暫定版)

補償・給付金

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