雨宮勇徒の研究室教育問題

中学生で学びたいこと

新型コロナウイルス感染症により学校の一斉休校が続いています。オンライン学習で学力を補いましょう。

ここでは中学校時代に家庭でやっておきたい教育を述べていく。教育を学校や塾に丸投げしてしまうと、過剰な部分や抜け落ちてしまう部分が出てくる。学校教育の利点や欠点を踏まえた家庭教育をしていくべきだ。

中学校では、自立した学習を身に付けさせることに重点をおく。小学校のつまずきをなくし、授業の理解度を増す。

授業の理解度を増すためには、基礎学力を確実に習得させる。漢字や九九などの基礎は理屈ではなく丸暗記に属する分野だ。その基礎が身に付いていないと、その先の熟語や割り算、分数がわかるわけがない。授業がわからなくなるということは、理解するために必要最低限の知識がしっかりと自分のものになっていないからだ。今の一方的な授業では1回わからなくなってしまうと追いつくのが難しく、勉強をやる気がなくなってしまう危険が大きい。

  まずは小学校の学習内容の復習をしておく。9割の生徒に算数や国語でなんらかのつまずきがある。しかし理解している前提で中学の授業は始まる。原因は小学校時代の読み書き計算の習熟不足である。算数は四則演算、少数・分数の復習から。

漢字、語彙力の低さは音読でわかる。文章がスラスラ読めないと頭にすんなり入ってこない。漢字の復習、読書が効果的。苦手科目を克服してから得意科目を伸ばす。

学問や知識は積み重ねが必要。授業の記憶を再現することによって学問や知識を確実に身につけていく。ノートは板書を写すものではなく授業を再現するための自分だけのツール。学校で習ったことをもう一度ノートに自分の力で再現してみる。

自立した学習を身につけさせていき、自分に合う勉強法を模索する。まずは宿題をきちんとやる。宿題を通じて勉強をする習慣をつける。最初は親がみながらやらせるとよい。苦手な教科がはっきりと出てくる時期なので、早めに克服するようにする。

無理やり勉強以外の時間を減らしても勉強時間は増えない。やる気、いかに勉強するかの技術工夫が大切。

中学で自立した学習を身に付けさせるもう一つの必要性は、高校受験への対策である。高校入試は、一般のテストとは大きく異なり、通う高校を左右する重要な試験である。その勉強は学校や教師よりも生徒個人の力量が影響し、自分にあった勉強法やコツが身に付いているかいないかで大きな差が出てくる。説明の多い授業は復習重視、演習が多い授業は予習重視。どの科目でも復習は大切。何度も復習することで知識が定着する。

子どもの反発は思春期反抗期、自立の現れ。子どもの意見を否定ばかりしない。自らが話し始める機会を作って、一度受け入れてみる。

教育改造論で述べた三本柱「基礎学力の充実・自立した学習・個性を伸ばす教育」でいうと中学生の割合は5:3:2。徐々に勉強の仕方を身につけさせよう。

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