雨宮のよもやま噺 〜第7号〜  このメールマガジンでは、サイト「雨宮勇徒の研究室」と「名古屋の自宅」 の更新情報や、私が気になった時事ネタについて一言、サイト運営の裏話、ホ ームページ作成入門講座、ゲーム等の内容を掲載します。さまざまな内容を節 操なく書き綴っていこうと思います。  目次  1.小6同級生殺害事件について  2.ホームページの作り方(3)  3.更新情報  4.サイト紹介  小6同級生殺害事件について 佐世保市で起こった小6同級生殺害が大きな論議となっています。加害者が言っ た「一人で悩んでいた」「なんでやったのか。よく考えて行動すればこんなこ とにならなかった」「怜美さんに会って謝りたい」という言葉からこの事件の 一部が垣間見える気がします。  今回の事件で私が一番驚いたことは、年齢ではなく、計画的な行動だったと いうことです。カッターナイフを使うため、日にちを選んでいること、被害者 を呼び出して犯行に及んでいるということです。いわゆる「キレて」行った行 為ではなく、殺意を維持して計画的な行動に至ったわけです。  掲示板の書き込みやテレビドラマの影響で犯行に及んだようですが、これら がすぐに犯行に及ぶものではないことを知っておかなければなりません。加害 者の人格形成の経緯や対人環境があって、様々な要因があっての一つのきっか けに過ぎないのです。犯行に関係があったから、そのものが悪だということに はなりません。  子供たちの人格形成に「悪い」影響を与えるといわれるものがあります。例 をあげるとテレビやゲーム、携帯電話などです。それらに依存しすぎることに よって、集中力がなくなったり無いと不安になってしまったりする症状が問題 になったりしています。  こうしてみると、いつもは教える側の大人たちがわかりずらいもの、いつも は教えられる側の子供たちがやすやすと使いこなしてしまうものといえるので はないでしょうか。面白い・便利なものに人格形成がまだ不十分だからこそ、 過度にのめりこみ依存して、通常生活に支障がでてくるのではないでしょうか。 大人たちの目の届かないところ、規制のかからないところで問題が悪化していっ てしまう気がします。  便利な機器が氾濫している今だからこそ、教師や親である大人が目を配って いく必要があると思います。使い方だけではなく、便利であるがための問題点、 使うためのマナーをしっかりと教えていかなければなりません。  このような衝撃的な事件の後には反作用として過剰な反応が見られます。掲 示板を見るのを禁止するということなどです。今回の事件は全体としては非常 に稀なケースです。遠ざけるのではなく、これを機会に正しい接し方を教える べきです。  ホームページの作り方(3)  HTMLタグとスタイルシート  スタイルシートとは文字の大きさや色、レイアウトなどを記述するものです。 HTMLでも可能ですが、全て対応できるわけではありません。HTMLはもともと論 理的な記述をするもので、デザインには範疇外でした。リンクを張るなどの論 理的な部分はHTMLで、デザインはスタイルシートで記述するのが主流になって います。  記述例として、背景色の設定でそれぞれの説明をします。   HTMLで設定   色の設定は色名を指定するのととRGBの値を指定する方法があります。HTMLで 設定する方法は、将来対応しなくなる予定です。   スタイルシート:タグに直接指定   RGBの値を指定する方法ももちろん使えます。   スタイルシート:まとめて指定