速読術、速読法。聞いたことはあるけどどんなものかよくわからない人もいらっしゃるでしょう。テレビでパラパラと本をめくっただけで内容を正確に言ってしまうといったパフォーマンスを見たことがあるかもしれません。速読法という言葉の響きから、特殊な技術であるかのようなイメージを受ける人も多いでしょう。
速読法とは特別な技術ではないのです。誰にでも身に付けることができるのです。ただ今までよりも速く文章が読めるだけなのです。
多くの人は音読している感覚で文章を読んでいます。たいていの人は声には出していませんが、心の中で呟きながら無意識に読んでいるのです。これがあるから本当はもっと速く動かせる目の動きがおさえられてしまいます。文字をなぞる速度が速いほど、文章は多く読めるわけです。
速く読めると、理解力も上がります。単位時間に得る情報量があがることもさることながら、忘れる前にどんどんと情報が入ってくるため、理解が深まるわけです。時間が経てば経つほど物事を忘れていきます。これはしょうがないことです。忘れる内容が少なくなれば、前に戻って読み返すことも少なくなります。
速読法に関する書籍などを紹介したいと思います。
頭がよくなる速脳術―情報は色と形で処理しろ カツパ・ブックス
この本は速読法のほかに記憶法にも書かれています。速読法の方法が詳しく書かれており、本を使って速読を身に付けることができます。
左脳らくらく速読術―右脳を使うより、ずっと簡単だ カッパ・ブックスこの本は上の本の速読中心に書かれている本です。速読トレーニングの方法も順を追って書かれています。
速読法と記憶法―情報処理能力を高める技術 ベスト新書速読法と記憶法―パワーアップ編 ベスト新書
上の二つの本とは別のスタンス(SRS)で書かれたものです。速読と記憶法について書かれています。演習も多く書かれています。上の本よりも、イメージ力を重視した速読(SRS)のようです。
ホワイトハウスの記憶速読術 ふたばらいふ新書もともとアメリカのホワイトハウスで使われていたものを日本語に適応した速読のようです。速読と記憶が密接に関係していることを述べられています。この本で速読を身に付ける練習ができるといったものではなく、速読、記憶力を上げる理論的なことが紹介されている印象の本です。
速読を短期間で身につける!1日たった15分の速読訓練でかるく2〜3倍のスピードに速読のトレーニングソフトの販売。サポートも充実しているようです。