日本で過去にあった爆発事件を列挙しておきます。
三菱重工爆破事件
1974年8月30日に日本の東京都千代田区丸の内で発生した、東アジア反日武装戦線「狼」による無差別爆弾テロ事件で、連続企業爆破事件の一つ。虹作戦(昭和天皇に対する暗殺計画)で使用する予定であった爆薬(セジット:塩素酸塩が主成分)を流用した。死者8人、負傷376人。
三井物産爆破事件
1974年(昭和49年)10月4日に東京都港区で発生した、東アジア反日武装戦線「大地の牙」グループによる爆弾テロ事件。連続企業爆破事件の一つ。16人の負傷者。
東アジア反日武装戦線
1970年代に連続企業爆破事件等の爆弾による武装闘争を実行した日本の武闘派左翼テロリストグループ。反日亡国論、アイヌ革命論などを主張していたことから、捜査機関は、反日アナキズム思想を持つ「極左暴力集団」と当初から見なしていた。「狼」「大地の牙」「さそり」のグループがある。
腹腹時計 都市ゲリラ兵士読本VOL1
1974年3月発行の爆弾の製造法やゲリラ戦法などを記した教程本で、狼班が地下出版したもの。中学生程度の化学知識があれば誰でも爆弾がつくれるとうたっている。
昭和59年(1984).7.11〔高3ストーカーがふられた復讐に小包爆弾〕
神奈川県大和市の女子高校生(17)が届いた郵便小包を開けると爆発し、顔や手に1ヶ月の重傷
平成4年(1992).8.8〔高2が中学時代の教師を爆殺未遂〕
東京都八王子市で、都立高校2年生(17)が中学校教師(31)宅の玄関に爆弾を置き、爆発して教師夫妻に1カ月の重傷を負わせ、12.25に殺人未遂と爆発物取締違反で逮捕された。中学生のときに生徒会役員で、顧問のこの教師に生徒会の方針についてたびたび注意されたこと恨んでいた。警察署に犯行声明も送っていた。釘などを仕込んだ鉄パイプ爆弾で、紙袋に入った箱を開けると爆発する仕組み。
日本テレビ郵便爆弾事件
1994年(平成6年)12月、東京の日本テレビ放送網本社に郵送されたパイプ爆弾が爆発し、2名が重軽傷を負った事件。火薬の量は20g前後。
東京都庁小包爆弾事件
1995年5月16日に発生したテロ事件。オウム真理教が東京都知事青島幸男宛に小包爆弾を送り、東京都新宿区の東京都庁舎内で爆発させ都職員に重傷を負わせた殺人未遂事件 小包の中には、中心部分をくりぬいた単行本が入っており、その中にRDXという爆薬を詰め、開封と同時に爆発する仕組み
平成7年(1995).8.〔無職少年等7人による公衆電話ボックス爆破事件〕
無職少年(17歳)等7人は、花火の火薬を使ってダイナマイトと称する爆発物をつくり、それを道路脇の公衆電話ボックス内で建発させて電語ボックスを損壊し、公共の危険を生じさせた。
平成7年(1995).8.〔無職少年等7人による公衆電話ボックス爆破事件〕
無職少年(17歳)等7人は、花火の火薬を使ってダイナマイトと称する爆発物をつくり、それを道路脇の公衆電話ボックス内で建発させて電語ボックスを損壊し、公共の危険を生じさせた。
平成12年(2000).12.〔高校生による殺人未遂等事件〕
高校2年生(17歳)は、実家から祖父の散弾銃1丁及び散弾実包(39発)を所持し、ビデオ店において、同人自らが作成した爆弾に所携のライターで着火し、営業中の店内に投げ込み爆発させた。
危機管理[南海トラフ地震対策・原子力]